神経内科のご紹介
神経内科は、当院においての歴史は古く、平成12年から常勤医1人体制で診療をしています。現在は、常勤医1名、大学より非常勤医1名(隔週火曜午後外来のみ)です。外来は週4日、原則午前中のみとさせていただいています。月、火、木、金で、再来は予約制としています。新患の人数制限はございませんが、11時までに紹介くださいますと幸いです。あまりにもお待たせする可能性がある場合、後日の受診をお願いすることがあります。
新患の主体は、頭痛、めまいです。CTは原則当日に行いますが、MRIは予約制としています。現在のところ、脳梗塞急性期の診断は、臨床症状とCT結果を総合的に判断して行っています。従いまして、脳梗塞急性期に関しては、救急病院での対応をお願いしております。また、神経難病(特にパーキンソン病)の疑いにてご紹介いただくことも多いです。この場合、診断をつけ、経過を見ながら治療を行って行きますが、当院と、ご紹介いただきましたかかりつけの先生と、2箇所に通院していただくように考えています。また、当院では診断がつかない場合、鳥取大学医学部附属病院に紹介をさせていただいております。
最近は認知症患者さまの紹介が急増しております。残念ながら、認知症による行動異常が重度の場合の入院は当院ではお受けできません。認知症の場合は、診断がつき次第、ご紹介いただいた先生に逆紹介させていただいております。
ボトックス治療は、今のところ、中部地区では当院が主として施行している状況のようです。これは、初診日にすぐ投与できるものではなく、説明と同意書を必要とし、薬剤発注に2週間かかります。
入院は、主として脳卒中急性期病院からのリハビリ紹介患者さまを受け入れています。可能な限り早期に転院いただき、まず一般病棟で必要な諸検査を行い全身状態を観察した後、回復期リハビリ病棟に移っていただきます。回復期リハビリ病棟の入院には発症から2ヶ月以内の縛りがあります。また、リハビリ可能な日数も発症から180日以内という上限があります。現在、様々な理由から転院から約3ヶ月の入院期間を患者さま、ご家族さまに提示しています。回復期リハビリ病棟では、月1回の定期カンファレンスを医師、看護師、リハスタッフ、MSWの同席のもと、患者さま、ご家族さまを前に行います。退院前には、リハスタッフによる自宅訪問、ケアマネを呼んでのミニカンファレンスも積極的に行い、在宅支援を行っています。
最近は高次脳機能障害の患者さまが少しずつ増えてきています。適切な検査を行い、現在ある障害をきちんと把握し、職場復帰につなげたいと努力をしております。
神経難病患者さまのリハビリに関しては、改善の見込が少ないため、諸条件のすり合わせのため、事前に外来で診察、面談を行っております。
その他、ビデオ嚥下造影を行っております。毎週水曜日の昼より2件から3件を施行しています。
また、高次脳機能勉強会を平成16年から行っています。中部地区のOT,STを主体とし、PT、MSW,看護師、県職員など様々な職種の参加があります。
最後に外来リハですが、当院では、現在の制度であれば今のところ期限を設けずに行っています。しかし、月13単位の制限があり、都合上、午前中限定、曜日指定もさせていただいています。残念ながら医療保険と介護保険の併用はできません。介護保険でのリハビリ算定がなされている場合、医療機関でのリハビリは出来ないということです。制度上必要なため、月1回リハビリ診察を当科でさせていただいていますが、既存疾患の治療はご紹介いただきました先生の方でお願いいたします。


